用語説明
ブリーダー(Br)猫の繁殖者
オーナー(Ow)猫の所有者
 ※繁殖者が自分で所有している猫(自家繁殖)は、カタログに「Br/Ow」と記される。
出陳・エントリーショーに猫を出すこと。
出陳申し込み「エントリーフォーム」(規定の申し込み用紙)に必要事項を 書き込んで署名の上、出陳料を添え、エントリークラークまで申し込むことによって、該当のショーへのエントリーが完了する。
エントリー・クラーク各ショーの主催者が指定したエントリー受付の窓口を担当するスタッフのこと。
エントリー・フィー出陳料・キャットショーの参加費用。
原則として、出陳申し込みと同時に支払う。
カタログ(出陳目録)そのショーにエントリーされた猫の一覧、各猫のデータ、エントリナンバー、広告などが記載された小冊子。ショー主催者およびスタッフが作成し、ショー会場での出席受付と引き換えに渡すことが多い。ショー結果 の記入やアンオフィシャルカウント等を書き込めるほか、タイムスケジュールや今後のショースケジュールも掲載されている。
エントリーナンバー(出陳番号)ショーに出場する猫はショールールに従って、猫種名のアルファベット順に長毛種のキツンを1とし、それぞれにナンバーが付けられる。ショーの進行は、全て出陳番号によって行なわれるため、大変重要なものである。
ショー・ルールCFAキャットショーに関する全てのルールが、項目別 に記載されている。年度毎に変更点を明確にした「ショールール・ブック」が発行される。(お問い合わせはリジョン事務局まで)
ショー・コミッティ「ショーの役員」
ショー・マネージャー「責任者」
ショー・セクレタリー「ショーの書記、実務者」など、ショーの統括を担う者。
ショー・スタッフ「ショーの係員」
クラーク、スチュワード、アナウンサー、受付、会場係など、円滑な進行をサポートする者。
アナウンサーショー全体の司会、進行役を勤める。
一般にはマイクを通じて行なわれる。
マスター・クラーク各リングの審査結果をまとめ、整理する書記。
チーフリング・クラーク書記および審査員の秘書として、各リングに最低1名のチーフクラークが配置され、審査の記録係を担当する。
アシスタント・クラーククラークの資格を有するチーフクラークに同席し、クラークの仕事を学んでいる最中の者。
スチュワードエントリーされた猫が審査ケージに出陳される前に、各ケージを消臭消毒をする係員。
審査ケージ審査リング壁際(背面)に設営され、審査を受ける猫を出陳するために用いる。使用する猫が入れ代わる時には、必ず消臭消毒をしなければならず、二段に重ねたり、成猫のオス同志を隣り合わせてはならない。
控えケージショー会場で猫を待機させる50cm四方位の控え用の檻。シングルサイズ・ダブルサイズ・マイケージなどがある。
二段に重ねたり、成猫のオス同志を隣り合わせてはならない。
リング審査員が審査を担当する場。審査台、審査ケージ、クラーク席、各種リボンやロゼットが用意され、自然光の照明設備が必須条件となっている。
ジャッジCFA公認の資格を有する審査員のこと。
スペシャリティ審査「SP」ロングヘアーとショートヘアーのファイナルを別 々に行なう事。それぞれのスペシャリティー審査員資格が必要。
オールブリード審査「AB」ロングヘアーとショートヘアーのファイナルを総合して、上位 10頭を選出する審査を行なうこと。各スペシャリティージャッジ資格とオールブリードジャッジ資格が必要。
ベスト・オブ・ベスト
(BOB)
各スペシャリテイ・リングの審査で「上位3位」までに選ばれた猫が最終審査に出場する権利を有し、BOB審査員により「トップ5位 」が表彰を受ける形のファイナル審査。
全てのショーで行われる審査方法ではない。
クラス区分、分類の事。
チャンピオンシップ、キツンクラス等の大分類を初め、チャンピオンクラス、グランドクラスのようなタイトル別 のものや、カラークラスのように色別まで、様々なクラスがある。
ノン・チャンピオン・シップキツンクラス/ベテランクラス
AOV(例:耳立ちのスコティッシュフォールドなど)
プロヴィジョナル・ブリード(準公認猫種)
ミスレニアス・ブリード(未公認、登録認可の猫種)
ハウスホールドペット(家庭猫、混血猫、CFA血統書の無い猫)
エキシビジョン・クラス(展示猫) など、チャンピオンシップ・プレミアシップに含まれないグループ。
チャンピオン・シップ生後8ヶ月以上の成猫でCFAレジストレーションナンバーを有し、エントリーのための不適格要件がない猫が参加できる。
チャンピオン、グランドチャンピオンなどのクラスがある。
オープン/OPN(Open)生後8ヶ月以上の成猫で、タイトルを保有していない猫。
チャンピオン/CH
(Champion)
失格になることなくオープンで6リングを通過し、本部に規定の手続きをとると「チャンピオン」に昇格する。
グランドチャンピオン/GC
(Grand Champion)
チャンピオン及びオープンの猫・200頭に勝つと、本部には自動的に登録され称号が与えられる。
ファイナル・トップ10位以上、または3rdベストチャンピオン以上の成績を得る必要があり、更に異なる3人のジャッジからポイントを得なくてはならない。
2dayショーの初日終了までにグランドチャンピオンの要件を満たした猫は、所定の届け出によりトランスファーが可能。2日目からはグランドチャンピオンとして競技する資格がある。
プレミア・シップ生後8ヶ月以上の成猫で、避妊、去勢の手術をしたCFAレジストレーションナンバーを所有し、エントリーのための不適格要件がない猫が参加できる。プレミア、グランド・プレミアのクラスがある。
プレミア/PR
(Premier)
失格になることなくオープンで6リングを通過し、本部に規定の手続きをとると「プレミア」に昇格する。
グランドプレミア/GP
(Grand Premier)
オープン及びプレミアの猫75頭に勝つと、本部には自動的に登録され称号が与えられる。
ファイナル・トップ10位以上、または3rdベストプレミア以上の成績を得る必要があり、更に異なる3人のジャッジからポイントを得なくてはならない。
2dayショーの初日終了までにグランドプレミアの要件を満たした猫は、所定の届け出によりトランスファーが可能。2日目からはグランドプレミアとして競技する資格がある。
トランスファー各種変更。エントリーの時点で届け出したオーナー名、カラークラス、保有タイトル、その他カタログ記載事項において、ショー当日に変更・手違いが生じた場合、指定の手続きを済ませ、正しく届け出内容を変更しなければならない。
通常は、マスタークラークにトランスファーシートが用意されている。
ファイナル各猫種毎の審査、および全猫種での総合評価において勝ち抜いた猫は、最終順位 の表彰を受けることが出来る。一般的にはトップテン・ファイナル「1~10位 」。ベスト・オブ・ベストではトップファイブ(1~5位)が選出される。
リボンCFAショールールに定められた各色の5cm×20cm程度のリボン。(キャットショーの進行とリボンの意味を参照)
ロゼット最終戦(ファイナル)に勝ち残った猫たちに与えられる大きなリボン。CFAロゴマーク、リングの審査内容、ファイナル受賞順位 、クラブ名、日付などが明記されている。